結局安田さんが好きだと言う話。


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最後まで書き終えて、空欄だったタイトルを無理矢理埋めて、今この冒頭に返ってきた。

書き終えた(というより無理矢理終わらせた)本人が「何の話だっけ?」と思っているくらいなので、読み返したり訂正したりしようとすれば全文書き直しになるのは明白なので、拙文承知の上、何もせずこのままで。

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あれからずっとかかっていた靄が、ようやくすっきりと晴れた気がした。

いきなり晴れたというよりは、「ゆっくりゆっくりと、ようやく溶け切った」に近い。

でも、私の中にあったのは雪ではなく靄。

その先が見えないけど見える、見えるけど見えない、靄。



私の不器用で語彙力皆無の言葉では、誰かに誤解を与えたり誰かを傷つけてしまうかもしれない。

当たり前だけどそんな気は全くなくて、ただ何か言葉に残したいというか、言葉にできそうもないけど、でもそれでも言葉にしてみるのも良いかもしれない、やらないことをやって見えることもあるかもしれない、という謎の衝動に駆られたので書くことにした。



あ、これは、、、と思われたら、ご自衛くださいm(__)m










あの日も、あの日も、あの日も、、、


私はずっと、


彼の病気のことで泣けなかったし、

彼を形容する言葉が見つからなかったし、

彼にかけるべき言葉がわからなかった。




直後のライブ、

そこに立つと決めたのであれば、泣いてやるもんかと思った。


強い、優しい、愛情深い、

どれも彼を表すのにぴったりなはずなのに、何だか釈然としなかった。


生きててくれてありがとう、無理しないで、

どれも本当にそう思ってるはずかのに、自分の口に出すとなると違和感があった。



彼へ伝えられるこの言葉達を否定する気は微塵もない。これでもかというほど、彼への愛が詰まっていたことを知っている。


ただ、私の臍が通常置から大幅にズレているだけの話。

 







プライベートでも仕事でも


いつも冷静だね、強いね、って何故かよく言われる。


感情に振り回されすぎると、疲れ果てて、どうにもこうにも機能しなくなってしまう自分を知っているから、気づいたらこうなった。


必要以上の期待も失望も、心配も安心も、過大解釈も過少解釈もせずに、そこにあるものをそこにあるままに受け取るのが良い。


ただただ、私にとって一番ラクで効率の良い方法を選んでいたらそういう人間になっただけで


今だに"強い"って何なのかよく分からない。私からすれば、「強いね」は弱さを見せないための先手方でしかないのだから、そりゃあ理解も納得もできるはずがない。





敢えてもう一度言うけれど、

私の臍がどこかににいっているだけのお話。






だから、ずっと「安田さんはいつでも安田さん。」というような、何となくそれらしい言葉をずっと使ってきた。

、、、と思う。



メンバーが病気のことを知ったのは術後だというのを知った時ばかりは、「何事もなく無事で良かった」と思ったけれど、でもこれは彼本人への「無事で良かった、生きてて良かった」とはまた少し違う。



揚げ足を取る反抗期の少年みたいな私の本心を、「やっぱり冷めてるな?」と自分でも思いながら


咄嗟的に出てきた言葉で素直に心情を表しているのを、素敵だなぁ、優しくて温かい愛だなぁ、と思いながら、ちょっと羨ましく思ったりもしていた。









私達に届けてくれる言葉や想いや姿は、決して嘘ではない。と、思っている。

が、時々によってその割合は異なるはず。


それが全ての時もあれば、50%の時も、10%の時もきっとある。


その割合を計ることなどできないのだから、100/100かもしれないし、10/100かもしれないとは思いつつも、あまり余計なことは考えずにあるべきままに受け取りたい。





、、、






話が脱線しまくっている気がするし、こんなんでどう終わるんだと心配にもなってきたし、もうこの際、「安田さんの好きなとこしりとり」でもして狂気にまみれたい、、、











結局、


私が泣けない、形容できない、かける言葉に違和感があったことは、安田さんによって解決された。


前に「これからも心配して」と言われた時と今日で、徐々に。



おかしな話かもしれないけれど、

「おれがつらい。」「おれもつらい。」と言われると安心するし、思わず微笑んでしまう。

まだ人間一桁目のところがあって良かった。

本人が一番辛いのなんてわかっているけど、それを自ら発してくれて安心した。



物理的な、直接的な辛さだけでなく、

『「周りがいくら考えたって心配したって何したって、その時の辛さは当人にしかわからない。やっぱり当人が一番辛いのよ。」という辛さ』も知ってるし分かってるよ、とも読めた。


あぁ、良かった、、、と思った。






私の靄が解決したのは、何で?何が?と言われるとよく分からない。

結局、彼の形容詞は?彼にかける言葉は?と聞かれてもよく分からない。

多分今までと変わらない。



でも、彼の言葉を聞いて靄が消えていった。


「細かいことはわからないけれど、もうそれでいいか、それが全てだから!!!!(ぱ〜っと優しく明るい光がさす絵文字)」な気持ちになった。







そりゃあ我欲をいえば、無理は避けてほしいし、少しでも長く彼らの表舞台を見ていたい。



でも今の彼が無謀な無理をすることはないだろうし、もしあったとしても、それをさせない仲間達がすぐ近くにいるだろう。



ならば、彼が選んだ無理には、「おっしゃ!!やったれ!!!!!」と言いたいし、果てにはこれでもかという大喝采を送りたい。



たまにはお酒に呑まれ、

EIGHTER達の視線や歓声に飲み込まれまくってほしい。

欲する限り。



仕方なく諦めざるを得なかったこともたくさんあるだろう。

でもそれらと無理矢理に決別するわけではなく、今までとは抱き方は違えど、今までた同じ温度で抱きしめながら、


今できることを追い求め、

何かと戦い、

人のためを願う、


そんな彼がどうか

熱く温かく滾るものに囲まれ続けていますように。